ことでん=高松琴平電気鉄道は、列車の車輪の組み立て作業にかかる圧力の数値を外部委託先が改ざんしていたと明らかにしました。

この問題は、JR貨物による作業記録の改ざんを受け国土交通省が全国の鉄道事業者に緊急点検を指示していたものです。

ことでんは、検査記録を確認し問題がなかったことを今月(9月)24日、四国運輸局に報告していました。しかし、その3日後、車輪の組み立てを委託していたJR東日本のグループ会社から、作業にかかる圧力の数値が目安の範囲におさまるよう記録を差し替えていたと報告を受けたということです。

この会社が車輪を組み立てた車両は52あり、そのうち31両で目安を外れていました。ことでんは、点検の結果車両に異常がないことを確認しており、委託先に対して原因究明と再発防止の徹底を求めるとしています。

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