29日夜、読谷村渡慶次の祭り会場に車が突っ込み、その場にいた人をはねて逃走した事件。祭りではエイサーの演目が終わり、観衆も演者も入り乱れて踊るフィナーレの演目「カチャーシー」が行われていた。

当時、子ども会のバザーをしていて近くにいたという男性に話を聞いた。

▼祭り会場にいた男性
「カチャーシーで盛り上がっていたのでその時は気づかなかったが、少ししたら人だかりができて、そこで気づいた。人が集まっていて、見に行こうと思っても入れなかった」

祭りの音で悲鳴は聞こえなかったというが、その後「人が倒れている、ひかれた!」という声が聞こえてきたという。

車の暴走を知らせるアナウンスが響いた会場(提供:愛草エイサーチャンネル)

▼祭り会場にいた男性
「騒然としてまつりどころではなかったんですけど、まだ車がいるということだったので、まずは公民館に待機して、少し落ち着いてから解散した」

男性によると、車自体を見てはいないが、会場にいた人から「暴走車は車止めをかいぐって祭り会場近くに進入してきた」と聞かされたという。

▼祭り会場にいた男性
「ケンカがまず最初にあったと聞いています。多分その関係で(暴走に及んだ)かなと思うんですけども、詳細までは分からないです」

警察署に運び込まれた暴走車

警察は、現場付近に乗り捨てられた暴走車両を押収し、運転していた人物の行方を追っている。(映像提供:愛草エイサーチャンネル)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。