長崎市は盗撮行為などをした職員2人を30日付で停職などの処分としました。
処分を受けたのは▼長崎市高島国民健康保険診療所に勤務していた42歳の男性職員と▼財務部資産課税の63歳の女性職員の2人です。
市の発表によりますと高島国民健康保険診療所の42歳の男性職員はことし7月12日の午後5時~5時20分頃、同僚の女性職員が宿直のため診療所内で入浴していたところ、脱衣所内を入口扉の上部ガラス窓からスマートフォンで撮影したということです。
撮影に気づいた女性職員から声をかけられ、男性職員は撮影した画像を消去して謝罪、そのおよそ10分後に女性職員の夫と父親が現場に来て警察に通報し、現在も警察による捜査が継続中だということです。
市は30日付で男性職員を停職3カ月の処分としました。男性職員は同日付で依願退職したということです。
一方、財務部資産税課の63歳の女性職員は、再任用職員となった2022年以降、勤務時間中に頻繁にスマートフォンを操作し、業務と関係のない私的なサイト等を検索・閲覧していたということです。
ことし7月、匿名の投書で「勤務時間中にインスタグラムを見たり株をしている」との投稿があったことから発覚したということです。
市は30日付でこの女性職員を戒告処分に、資産税課長、課長補佐、家屋1係長の3人を文書戒告の処分としました。
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