今年3月、出産したばかりの赤ちゃんの遺体を千葉県の海岸付近の崖から投げ捨てたとして死体遺棄の罪に問われている女の裁判がきょう始まりました。

女は「間違っていません」と起訴内容を認めました。

死体遺棄の罪に問われているのは上田綾乃(うえだ・あやの)被告(38)です。

起訴状などによりますと、上田被告は今年3月1日の午後10時ごろから2日の午後9時ごろまでの間に、産んだばかりの赤ちゃんの遺体を東京都内から千葉県銚子市の駐車場に運び、海岸付近の崖から投げ捨て、遺棄した罪に問われています。

警察の調べでは上田被告は遺体をビニール袋に入れるなどして運んだなどとされています。

きょう午前11時から始まった初公判で、上田被告は、「間違っていません」と起訴内容を認めました。

この事件を巡っては、上田被告の知人の碓井康哲(うすい・やすのり)被告が死体遺棄教唆の罪に問われ、裁判が行われています。

碓井被告は、上田被告に対し「赤ちゃんを外から見えないように袋に入れて」「捨てることに専念しなさい」などとメッセージを送り遺体を遺棄させたなどとされていますが、裁判では起訴内容を否認しています。

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