議会の不信任決議を受け、日付が30日に替わるとともに自動失職した兵庫県の斎藤元彦前知事。
失職して7時間経ったけさ、その姿は地元の駅前にありました。
JR須磨駅前で通勤通学する人たちに頭を下げ、「おはようございます」を繰り返した斎藤前知事。きょうから50日以内に行われる県知事選への出直し出馬を表明しています。
取材対応した斎藤氏は、「失職した瞬間は自宅で迎えた」と話し、朝の行動については「3年前知事選と同じ、原点の須磨駅前から再スタートした、何かを訴えるのはまたいずれ」と述べました。
兵庫県知事選には、斎藤前知事のほか、尼崎市長を3期務めた稲村和美さんが出馬の意向を示しています。
また、出馬表明している医師の大澤芳清さんを共産党が推薦し、自民と維新は独自候補の擁立を目指しています。
兵庫県の選挙管理委員会は午前に会議を開いて、きょう選挙日程を決める方針ですが、自民党の石破茂新総裁が次の衆院選について、来月15日公示・27日投開票の方向で最終調整に入っているという状況が漏れ聞こえている中、決定後の日程変更も検討するということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。