浸水被害を受けた、石川県輪島市の宅田町第2団地の仮設住宅=29日午後

 石川県は29日、能登地方の記録的豪雨で床上浸水した能登半島地震の仮設住宅2団地の住民を対象とした説明会を輪島市で開き、仮設住宅を復旧させた上で、年内をめどに再入居が可能になるとの見通しを示した。住民からは、今後も浸水のリスクがあるとして、再発防止措置を求める声が上がった。  説明会は輪島市の宅田町第2団地、宅田町第3団地の計153戸の住民向けに、非公開で実施。県や参加者によると、床や壁の取り外し、消毒などに1棟当たり約40日かかり、全棟の復旧が完了した後で、一斉に再入居が可能となると説明した。  県によると、輪島市と珠洲市の6カ所の仮設住宅団地計209戸で、床上浸水被害が発生した。


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