今年は「食欲の秋」ならぬ「値上げの秋」に…。そこでいま、注目の"お得スーパー"を取材しました!(価格は収録時のもの)
■180品目以上を“あえて値下げ” 家庭の味方の冷凍食品も!
いま街で聞こえてくるのは、相次ぐ値上げへ対する恨み節です。
お客さん
「家計に響きます」
「きびしいですね、お金。1個1個が高くなると…」
2024年は、食欲の秋ならぬ“値上げの秋”に。チョコレートやアイスクリーム、そして、家庭の強い味方である冷凍食品まで値上げになっています。
そんななか、スーパーの「コープみらい」(コープ葛飾白鳥店)では、なんと“あえて値下げ”をしているのです!
お客さん
「値下げの商品の札が多いなと」
「普段から安くて、さらに安くなったりするので」
節約意識が高まるなか、お客さんたちの買い控えをなんとか防ごうと、180品目以上を約10%オフにする「くらし応援全国キャンペーン」を実施しています(※対象商品・割引率は各店舗で異なる)。
たとえば…
●ちくわ:32円引きの105円
●「とろけるスライス」「スライスチーズ」:43円引きの235円
●焼おにぎり(10個入)54円引きの300円
●羽根つきの餃子(12個入):21円引きの213円
そして冷凍食品は、たこ焼きやチャーハンはもちろん、パスタまで29品を“値下げ”しています。
なかでも、多くの人が「これはお得」と口を揃えたのが冷凍オムライスです。
お客さん
「おいしいです、おいしいです。コスパもいいんで」
「このくらいのサイズで大きい。値段が安くて、約230円(税抜)」
ふっくら焼き上げられた卵を、ひとつひとつ手作業で包んだ「ふっくら卵のオムライス」(257円、くらし応援全国キャンペーン対象外)は、電子レンジであたためても端までふっくら。これで300円以下はコスパ最強です。
お客さん
「お弁当に使えるので、助かっています」
「おいしい。(Q.どんな味?)ママが作ったオムライス」
また、肉しゅうまい(600グラム537円)をアレンジして楽しんでいるというお客さんもいました。
お客さん
「肉しゅうまいとかは、焼き鳥のたれで炒めて。(Q.どんな味?)つくねみたいになる」
■お肉は大容量の“まとめ買い”がお得! 丸鶏も約1000円
値上げにあえて逆行し、お得感で勝負するスーパーはほかにもあります。
「肉のハナマサPLUS」(大井町店)は業務用のドでかい大容量が特徴で、もちろん一般のお客さんも大歓迎です!
ということで値上げの秋、皆さんどのようにお買い物しているのかウォッチングしました。すると、お肉がどんどんカゴに入れられていきます。
お客さん
「まとめ買い」
「まとめ買いするのであれば、その分単価は安くなるので、コスパいいと言えると思う」
そう、皆さんの節約術は、大容量のお肉の“まとめ買い”です。
お客さん
「豚小間が一番お買い得だなって」
豚小間切肉(大)は、100グラム97円。分厚くカットしているのが“ハナマサ流”なのだそうです。
また、豚バラスライス(大)は100グラム151円。「豚バラを買って、野菜を巻いて焼いたりとか」と話すお客さんもいました。
さらに、豚肩しゃぶしゃぶ用のお肉は特売で500グラム843円!
お客さん
「(Q.肉はしゃぶしゃぶ用?)そうですね、1人1パックです」
こちらのお客さんは、1人0.5キロのしゃぶしゃぶ三昧をお得に楽しんだそうです。
一方、中国出身の女性のカゴに入っていたのは国産若鶏中抜き(丸鶏)、ごろっと1羽1059円。何を作るのか聞いてみると…
お客さん(中国出身)
「丸ごと鶏を使うスープ」
中国の家庭料理の鶏スープに挑戦するとのこと。約2時間煮込んで、食べる直前に野菜を入れたら完成です。
お客さん(中国出身)
「ん~!おいしいね」
「ちゃんと鶏の味になってる」
■家でもプロの味? 実は人気なプライベートブランドとは
肉のハナマサでお得なのは、お肉だけではありません。値上げ時代に注目されているのが、プライベートブランドです。
お客さん
「安くて量も多くて」
「便利」
たとえばマヨネーズ全卵タイプは、たっぷり1キロ入って614円!
お客さん
「ポテトサラダを作るとき、マヨネーズなくなりますよね。そのときにこれがあると便利」
さらに、ずっしり1キロ入った冷凍エビピラフは646円で、レンジであたためるだけで完成!ほのかな塩味が、素材のうまみを引き立てます。
ほかに、あって困らないのが若鶏竜田揚です。もともとはプロ用に開発されたもので、もっちりジューシー。これまたどっさり1キロ入って1059円です。
また、食べごたえ抜群でコスパもいいと人気なのが、175gとビッグサイズで2個入の「お肉屋さんのハンバーグ」!ナイフを入れるとスッと切れるほどふわふわで、玉ネギの甘みとお肉のうまみを感じる、優しい味わいが特徴です。
お客さん
「うん!すごく肉々しくておいしい!」
「ね!めっちゃおいしいよね」
「食べごたえある、こんなに大きいし!それであの値段(2個で322円)ってすごく安いね!」
そんなハンバーグを、変わった食べ方をする人もいました。
お客さん
「ハンバーガーにして食べた。パンも売っている」
バーガーバンズ(4個入139円)も肉のハナマサのプライベートブランドで、ハンバーグを挟むと、あっという間にハンバーガーが完成します!
お客さん
「おいしい。(肉汁が)じゅわじゅわしている」
そして、数あるプライベートブランドのなかで多くの人が「コスパがいい」と口を揃えたのが「はまぐりだしの素」(400グラム754円、60グラム193円)です。
お客さん
「いまいろいろと高いから、これを1個買えば便利かなと思って」
常にストックがあるという女性は「シチューが一番合いましたね。クラムチャウダーみたいな、クリーム系のうまみを出すのにおいしい」と、使い方を話してくれました。
そんな「はまぐりだしの素」のパッケージには、“あらゆる料理に 業務用万能だし”の文字が。チャーハンや豚汁に、サッサッと振りかけてみると…
お客さん
「すごくおいしい」
「味する?はまぐりの」
「する!」
食欲の秋、皆さんもお得なスーパーで楽しんでみてはいかがでしょうか?
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