けさ早く、埼玉県川口市の交差点で、市道を直進中の車に一方通行の道を逆走してきた車が衝突し、衝突された車を運転していた会社役員の男性が死亡しました。警察は、逆走した車を運転していた中国籍の18歳の男を過失運転傷害と酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。
近くに住む人
「寝てて、衝撃音と同時に地震みたいな感じで」
警察によりますと、きょう午前5時42分ごろ、川口市仲町の交差点で、市道を直進していた乗用車に、突然、一方通行の道を逆走してきた乗用車が左側から衝突しました。
この事故で、衝突された車を運転していた川口市の会社役員・縫谷茂さん(51)が意識不明の状態で病院に運ばれ、死亡が確認されました。
逆走した乗用車を運転していたのは、市内に住む中国籍で無職の18歳の男で、現場で基準値以上のアルコールが検出されたため、警察は、過失運転傷害と酒気帯び運転の疑いで男を現行犯逮捕しました。
取り調べに対し、男は「一方通行を逆走して事故を起こした。お酒を飲んでいた」と容疑を認めているということです。
警察は、男が運転していた車にはほかに同乗者が2人いたとみて行方を追うとともに、男の容疑を過失運転致死に切り替えて捜査しています。
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