長野県宮田村で起きた殺人未遂事件で全国に指名手配され、潜伏先の仙台市で逮捕、その後起訴された被告の男について、警察は茨城県内で起きたほかの殺人事件に関与したとして近く逮捕する方針を固めました。

指定暴力団「絆會(きずなかい)」幹部の金成行(きん・しげゆき)被告55歳。

宮田村で2020年、男性を拳銃で撃ったとして殺人未遂の容疑で全国に指名手配され、今年2月、仙台市内のアパートに潜伏しているところを逮捕、その後、起訴されました。

捜査関係者によりますと、金被告は指名手配中の、2022年1月、茨城県水戸市で暴力団幹部の男性を拳銃で撃って殺害した疑いが持たれていて、近く、茨城県警が逮捕する方針です。

25日に、長野県内から茨城県へ身柄が移送されたということです。

事件を巡っては、逃走中の金被告をアパートにかくまったとして、4月14日に同じ暴力団の幹部、立花宗貴(たちばな・むねたか)容疑者が逮捕されていて、捜査関係者によりますと、食料などを提供していたということです。

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