24日、大きな動きがあり、次の衆議院議員選挙に向けて県内もあわただしくなってきました。
24日に立憲民主党と国民民主党、そして連合山形が会合を開き、次期衆院選では2党1団体で協力して戦うとして候補者の擁立を決定しました。
国民民主党県総支部連合会 舟山康江 会長「今の政治を変えて行こう、地域をもっと大事にしていこう、そんな思いを伝えていきたい」
立憲民主党県総支部連合会 石黒覚 代表「必ずや政権交代に向けて戦い抜いていく」
衆議院は、自民党の総裁選の結果次第で近いうちに解散されると予想されています。
24日は立憲民主党と国民民主党、そして連合山形が会合を開き、衆院選では政権交代を目指し協力して戦うことを確認しました。
その後の記者会見で、山形1区には元県議会議員の原田和広さん、2区には元県議会議員の菊池大二郎さんを統一候補として擁立するとしました。
山形1区に立候補予定 原田和広さん「裏金の問題は構造的な問題であるということ。自民党というシステムに組み込まれているものだということ。自浄作用がない自民党にこれからの政治を託すのはイコール裏金政治が続くということを意味する」
山形2区に立候補予定 菊池大二郎さん「希望ある社会の実現のために共感を得られるような政策を訴えて国づくりをしていこうと。それは地方議員そして現場を歩かせてもらった私にこそ使命があるのではないか」
一方、共産党県委員会は21日、次の衆院選に擁立する候補者を発表しました。
共産党県委員会は他の野党との協力は難しいとの認識を示し、単独で県内すべての選挙区に候補者を擁立するとしました。
山形1区は共産党県委員会の三井寺修さん(44)、2区は共産党置賜地区委員長の岩本康嗣さん(59)が立候補するとしました。
山形1区に立候補予定 三井寺修さん「この政党が躍進してこそ、軍拡ではなくて対話で平和を実現する日本の道筋をが見えてきます」
山形2区に立候補予定 岩本康嗣さん「労働者の権利を守る、解雇規制緩和は許さない。そして、正規労働を当たり前の社会に戻していくということをして、それでこそ少子化問題、人口流出問題は解決できると思います」
また共産党県委員会では山形3区に党の酒田地区委員長を務める山田守さんを擁立するとしています。
総裁選の行方が注目される自民党は、山形1区は遠藤利明さん、2区は農林水産副大臣の鈴木憲和さん、3区にはこども政策担当大臣の加藤鮎子さんの現職3人が立候補すると見込まれています。
そして、28日の続報。これで県内の顔ぶれがほぼ決まりました。
立憲民主党と国民民主党、それに連合山形は、次期衆議院選挙山形3区に立憲民主党県連代表で県議会議員の石黒覚(いしぐろ さとる)さんを統一候補として擁立すると発表しました。
次期衆議院選挙山形3区に立候補する石黒覚さんは、酒田市在住の68歳。現在、県議4期目で立憲民主党県連の代表を務めています。
今回、立憲民主党と国民民主党、それに連合山形が政権交代を目指す統一候補として擁立しました。石黒さんは初の国政への挑戦です。
山形3区に立候補する石黒覚さん「政治改革を進めなければいけない、進めろというのが、国民の皆さん、住民の皆さんの大きな声だと受け止めています。がんばって勝ち取っていきたい」
次期衆院選山形3区には自民党の現職で、こども政策担当大臣の加藤鮎子さんと共産党の新人で党酒田地区委員長の山田守さんが立候補を予定しています。
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