天皇皇后両陛下は、重い障害がある人を守る会の記念式典に出席されました。
両陛下はきょう午後2時前、東京・港区の会場に到着し、出迎えた関係者と挨拶を交わされました。
両陛下が出席されたのは、重い障害がある人に医療や福祉の充実などを求める会の60周年記念大会で、陛下がおことばを述べられました。
「重い障害のある人たちが、施設においても、地域においても、かけがえのない人生を豊かに生きていくことのできる社会が続いていくことを望んでいます」
式典後、両陛下は障害のある子どもの保護者らと懇談され、コロナ禍に施設に入っている娘と面会ができなかった保護者には陛下が「大変だったでしょう」とねぎらいの言葉をかけられたということです。
皇后さまは車椅子で出席した中学生の男児に「お勉強は何が好きですか」と優しく尋ねられたということです。
また、能登半島で起きた豪雨被害について、天皇陛下は式典のおことばの中でふれ、「被災された方々が安心できる生活が一日も早く戻ることを心から願っています」と被災者を気遣われました。
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