2024年9月、静岡県湖西市で女性が現金あわせて500万円をだまし取られるオレオレ詐欺事件がありました。
警察によりますと、被害にあったのは湖西市に住む50代の女性です。
9月22日、女性の自宅に単身赴任中の夫を名乗る男から電話があり「コロナかもしれない。体調が悪い。携帯が壊れたので新しい番号を教える」と言われ、携帯番号を教えられました。
翌日23日、女性は夫の体調を心配して教えられた番号に電話をかけたところ「不倫相手との間に子どもができたので、示談金を六合駅まで届けてほしい」と言われたということです。24日、女性は静岡県島田市内で、弁護士の甥をかたる男に現金300万円を手渡しました。
25日、再び夫をかたる男から女性に電話があり「別の女性とも不倫して子どもができたので、示談金を横浜の十日市駅まで届けてほしい」と言われたということです。26日、女性は神奈川県横浜市内で、弁護士事務所の職員をかたる男に現金200万円を手渡しました。
22日から26日までの間、女性と単身赴任中の夫はメッセージアプリでやりとりをしていたものの、詐欺被害には気が付かなかったということです。
28日、単身赴任中の夫が仕事が休みのため自宅に帰ってきたことがきっかけで被害が発覚し、夫婦は被害届を提出しました。
警察は「携帯が壊れたので新しい番号を教える」という文句の電話は詐欺だとして、注意を呼び掛けています。
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