あす、中国に返還される東京・上野動物園のジャイアントパンダ「リーリー」と「シンシン」。最後の観覧日となったきょうは、お別れを前に朝から大勢のファンが集まりました。
記者
「開園30分前ですが、最後にパンダを一目見ようと、長い行列ができています」
仰向けでムシャムシャと無我夢中で竹の葉を頬張る「リーリー」に、動き回る「シンシン」。ともに2005年に中国で生まれ、2011年から上野動物園で暮らしてきました。
ただ、2頭はいずれも19歳と高齢で、高血圧の治療のため、あす、中国に返還されます。
ファン
「ありがとう、元気でねと伝えることができました。当たったときに、えーっと思って。私、一生分の運使い果たした」
「起きててくれただけでありがたい。いつも寝てることが多いので、よかった」
事前に抽選が行われた午後3時からの最終観覧時間には、200人の枠に対して1万2000人を超える応募があったということです。
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