信州土産としても親しまれている八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)の七味缶が、製造されて100周年となり、長野市で記念展が始まりました。

会場の県立美術館では、180センチもの大きな七味缶が訪れた人を出迎えます。

26日から始まった100周年記念展では、七味を売り出した経緯や、パッケージが和紙から竹、そして100年前に現在のスチール缶へと移り変わった歴史などが紹介されています。

また、これまで発売されたコラボ缶なども並べられ、来場者の興味を引いていました。

来場者:
「小さい時から記念缶を集めていて、一通りコレクションをして持っているって感じです」

八幡屋礒五郎 9代目 室賀栄助(むろがえいすけ)さん:
「その時代の料理にあったものに改良していく必要があると思う。日本だけではなく海外にも輸出を始めていますが、やはり長野発を大切にしていきたいと思います」

記念展は、5月6日まで長野県立美術館で開かれています。

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