JR北海道は、在来線の車両205両について、車輪を車軸に差し込む際の圧力が、目安とズレるなどしていたと発表しました。

 JR北海道は、JR貨物が車両の組み立てデータを改ざんしていたことを受け、組み立て作業の緊急点検を行いました。

 その結果、在来線の車両205両について、車輪や歯車を車軸に差し込む際の圧力が、目安となる数値を超えたり、下回ったりしていたほか、一部の作業記録が残っていませんでした。

これらの車両は、在来線車両880両のおよそ2割にあたります。

 JR北海道 鬼頭知彰 車両部長
「目安値なので、超えたり下回ったりしたものが、だめだというふうな取り決め、認識にはなっていない」

 JR北海道は、車軸などを確認して、安全性は確保していて、運行に影響はないと説明しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。