26日午前、札幌市東区の国道で、横断歩道を徒歩と自転車で渡っていた男性2人が、乗用車にはねられました。警察は、乗用車を運転していた75歳の男を逮捕し、事故の状況を詳しく調べています。
26日午前10時まえ、札幌市東区東雁来2条1丁目の国道275号線で、横断歩道を徒歩と自転車で渡っていた男性2人が右から直進してきた乗用車にはねられ、病院に搬送されました。
警察によりますと、徒歩の20代の男性は頭を打ち、自転車の60代の男性は頭と胸の痛みを訴えていますが、命に別状はないとみられています。
現場は、片側2車線の見通しの良い直線道路の横断歩道で、押しボタン式の信号機がありました。
警察は過失運転傷害の疑いで、乗用車を運転していた札幌市白石区のアルバイト従業員、時田久(ときた・ひさし)容疑者75歳をその場で逮捕しました。
取り調べに対し、時田容疑者は「運転中に自転車の方と歩行者の方にぶつかって、けがをさせたことに間違いありません」などと容疑を認めているということです。
警察は、引き続き信号の状況などを詳しく調べています。
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