山形県内で、SNSやマッチングアプリをきっかけにした特殊詐欺の被害が相次いで確認されました。

天童市の50代男性は771万円の被害にあっています。

警察によりますと今年3月下旬、天童市の50代男性のフェイスブックに女性を名乗る人物からメッセージが届いたということです。

男性は相手とLINEでやり取りをするようになり好意を持つようになりました。

その後相手から金の投資話を持ち掛けられ、男性は指示に従えば利益が得られると思ったということです。

すると男性は国際金投資部の部長を名乗る人物やアナリストを名乗る人物のLINEアカウントを紹介され、指定された口座に771万円を送金したということです。

男性が指示されてインストールしたアプリ上では利益が出ているように表示されていましたが、男性が出金しようとしたところ追加で現金を要求されたため警察に相談し、被害がわかりました。

このほか、山形市の40代男性はマッチングアプリで知り合った、女性を名乗る人物とのやりとりをきっかけにおよそ38万円の被害にあいました。

また、新庄市に住む30代男性はTikTokで知り合った日本人女性を名乗る人物とのやりとりをきっかけに電子マネー31万円分の被害にあっています。

警察ではこれらはSNS型ロマンス詐欺だとしてSNSなどで知り合った人物から金銭などを要求された場合は詐欺を疑うよう呼び掛けています。

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