パワハラ疑惑の渦中にいる兵庫県の斎藤元彦知事は26日、失職したうえで出直し選挙への出馬を明らかにしました。かつての上司だった村井知事は「最終的にはすべての責任を負わなければならない立場」などと述べました。

齋藤元彦兵庫県知事:
「議会の解散をせず30日付で失職する。次期知事選で出直し選挙に臨ませていただく」

齋藤元彦兵庫県知事

総務省時代の2013年から2016年まで宮城県に出向し、村井知事のもとで市町村課長や財政課長を務めた兵庫県の齋藤元彦知事。部下へのパワハラ疑惑をめぐり26日、30日付で失職し、出直し選挙に立候補することを明らかにしました。これについて村井知事は…。

村井宮城県知事:
「首長というのは非常に孤独で、最終的にはすべての責任を自分で負わなければならない立場だと思います。これが1番ベストな選択だとお考えになったのではないでしょうか」

また、村井知事は、どのような事情があったとしても県政を停滞させたことの責任は重いとしたうえで「県民の審判をしっかり受けてもらいたい」などと話しました。

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