旅先などで手軽にふるさと納税の手続きができる自動販売機が12日、長崎県内で初めて長崎空港に設置されました。

長崎空港にお目見えした「ふるさと納税自動販売機」は、国内の空港では羽田・宮崎に続いて3番目の設置です。

大村名物の「ゆで落花生」や「松原包丁」など9品目(1万円~2万4千円)の中から返礼品を選んだあと──
・免許証を読み込ませるか
・氏名・住所を入力し、クレジットカードで決済します。

返礼品は税金の控除に必要な書類と合わせて後日送られてくる仕組みです。

この自販機によってふるさと納税の「現地決済」が可能になり、自治体の税収増が期待されています。

園田裕史大村市長:「どちらからですか?」
観光客:「僕は福岡です。福岡から」
市長:「ふるさと納税できます。1万円からできるんですけど、やっていただけます?」
観光客:「わかりました」
市長:「ええ!ありがとうございます」

市長自らのトップセールスで第1号の手続きが完了しました。

大村市は自販機からのふるさと納税額の目標を年間500万円としていて、今後は返礼品の種類を増やしたいとしています。

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