スマートフォン事業へのうその投資を持ちかけ、現金をだまし取ったとして、格闘技団体「ブレイキングダウン」の元代表の男らが逮捕された事件で、男らが高級外車「フェラーリ」とのスポンサー契約を悪用し、投資を呼びかけていたことがわかりました。

この事件は、格闘技団体ブレイキングダウンの元代表・板垣雄吾容疑者(44)や田丸隼也容疑者(35)ら3人が、おととし7月、会社役員の男性にスマホ事業へのうその投資話を持ちかけ、現金8000万円をだまし取った疑いで逮捕されたものです。

その後の警視庁への取材で、田丸容疑者は投資話を持ち込む実行役で、高級外車「フェラーリ」とのスポンサー契約を悪用し、「フェラーリ側にスマホを高値で転売する」などと言って信用させ、投資を引き出していたことが新たにわかりました。

警視庁は、事業には実態はなく、板垣容疑者らがおよそ80億円をだまし取っていたとみて、調べを進めています。

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