山形県南陽市で、25日、走行中の大型トレーラーからタイヤが外れ、走ってきた列車に衝突する事故がありました。

事故があったのは、南陽市梨郷(りんごう)の国道と、隣接して走る線路上です。

警察によりますと、25日の早朝、国道113号を川西町から南陽市竹原方面に走っていたトレーラーの右側の後ろのタイヤ2本が外れたということです。外れた2本のタイヤのうち1本が、国道に沿って走る鉄道・フラワー長井線の線路上に転がったということです。

その後、午前6時24分ごろ、川西町方面から走ってきたフラワー長井線の車両が、線路上にあったタイヤと衝突しました。フラワー長井線は2両編成で、線路にあるタイヤに気がつきブレーキをかけたものの、先頭車両の右前部分とタイヤがぶつかったということです。

列車には乗客4人と運転士がのっていましたが、ケガ人はいませんでした。列車はしばらく停車し、その後安全を確認して運転を再開しました。

タイヤが外れた大型トレーラーはタイヤの脱落に気づかず運転を続け、しばらくしてからタイヤがないことに気づいたということです。

警察ではタイヤがはずれた原因などについて、くわしく調べているということです。

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