来年夏の参議院議員選挙の鹿児島選挙区の公認候補について、自民党県連は「甲乙つけがたい」として、元参議院議員の園田修光さんと県議の外薗勝蔵さんの2人を党本部に推薦することを決めました。

定数1の鹿児島選挙区を巡っては、自民党で参議院議長の尾辻秀久さんが今期限りで引退するのを受け、自民党県連が公募で集まった県内外の6人から党本部に推薦する公認候補を協議してきました。

これまでに、元参議院議員の園田修光さん(67)と、県議団が一本化した県議の外薗勝蔵さん(72)の2人に絞り込まれ、25日、県連で最終会合を持ち、2人ともを党本部に推薦することとしました。

県連が候補者を1人に絞り込まず、最終判断を党本部に委ねた理由について、県連の森山会長は…。

(自民党県連 森山裕会長)「甲乙つけがたいという結果を出した。(1人に絞り込まないのは)異例ではない。最終候補の決定権は党本部が持っている」

森山会長はこのように述べ、1人に絞り込まなかったことは異例でなく、最終決定権は党本部にあることを強調しました。

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