2024年5月、内縁の妻の依頼を受け首を絞めて殺害したとして、嘱託殺人の罪に問われている男の裁判で、検察側は9月24日、懲役3年を求刑しました。

嘱託殺人の罪に問われているのは、東京都足立区の無職の男(75)です。

起訴状によりますと、男は5月4日頃から5日頃までの間に、内縁の妻(当時69)から依頼を受け、静岡県伊東市の雑木林で首を絞めて窒息死させた嘱託殺人の罪に問われています。

静岡地方裁判所地裁沼津支部で開かれた24日の公判で、検察側は「動機が短絡的で、強固な殺意が認められる」などとして、男に懲役3年を求刑しました。

一方、弁護側は「被告は罪を認め、更生に前向き」などとし、執行猶予付きの判決を求めました。

男は「誰にも助けを求めることができず、妻にはお詫びと懺悔の毎日で後悔しています」と述べました。

判決は10月4日に言い渡されます。

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