アパートの敷地内に侵入したとして、陸上自衛隊板妻駐屯地(静岡県御殿場市)に所属する隊員が停職処分を受けました。

停職6日の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊板妻駐屯地で戦闘服などの物品交換を担当する50代の2等陸曹の隊員です。板妻駐屯地によりますと、隊員は2022年11月30日、御殿場市内のアパートを通り抜けようとして、敷地内に侵入したということです。

警察から部隊へ連絡があり、事案が発覚しました。隊員は板妻駐屯地の聞き取りに対して、あいまいな回答をしているということです。

板妻駐屯地によりますと、隊員は普段の勤務態度に問題はなく、これまでに処分を受けたこともないということです。

板妻駐屯地の第3陸曹教育隊長は「誠に遺憾。国民の信頼を失うような同種事案の再発防止のため、隊員に対する指導と教育を徹底する」とコメントしています。

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