大雨に見舞われた石川県の能登半島で河川の被災状況の調査を支援するため、国土交通省千曲川河川事務所が職員を派遣しました。
長野市にある千曲川河川事務所では、24日朝、派遣する職員の出発式が行われました。
緊急災害対策派遣隊「TECーFORCE」として能登半島の被災地に入るのは、職員4人と運転手1人の合わせて5人です。
緊急災害対策派遣隊 河原武志さん:
「1月には非常に大きな地震があった能登地方、さらに大雨ということで非常に甚大な被害になっていると思っております」
国土交通省によりますと、20日からの豪雨で能登半島では23の河川で氾濫が起きているほか土砂災害も多発し、7人が死亡しています。
派遣隊は石川県珠洲市に入り、1週間をめどに護岸や堤防などの被災状況を調査するということです。
出発式で浅見和人(あさみかずひと)所長は、「道路状況なども厳しいと思うが、安全に気を付けながら一刻も早く被災状況を把握してほしい」と激励しました。
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