JR東日本の東京総合車両センターに立ち入り検査に入る国交省の担当者=24日午前9時52分、東京都品川区
国土交通省は24日、列車の輪軸組み立て作業で過去に記録を書き換える不正があったJR東日本に、鉄道事業法に基づく立ち入り検査を実施した。 JR東は20日、2008年から17年にかけ、在来線列車の輪軸約4800本を社内規定外の圧力をかけて組み立てていたと発表。うち1100本以上は規定におさまったように記録を書き換えていたと明らかにした。 社内では17年に発覚していたが、当時の機器が示す圧力値が不正確だったと分かり、規定外の圧力値が出ても一定程度は問題ないと判断。安全性も確認できたとして、公表や国交省への報告はしなかった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。