21日から降り続いた新潟県内の大雨はピークを越え、土砂災害警戒情報などは23日に全て解除されました。村上市では総雨量が300mmを越え、JR羽越線で土砂崩れが発生するなどの被害が各地で確認されています。
村上市のJR羽越線では、土砂崩れにより線路や枕木を支える石が流れ出しました。
【復旧作業員】
「かなりの雨だったからね。今までにないような、集中的にね」
JR東日本新潟支社によりますと、22日から村上駅から間島駅までの間では運転を見合わせていて、復旧には3週間程度かかる見通しだということです。
秋分の日をはさむ3連休を直撃した今回の大雨。
新潟県では、佐渡や下越を中心に雨が降り続きました。
村上市では、23日までの72時間降水量が300mmを越え、佐渡市や新潟市でもおよそ200mmと、9月ひと月分以上の雨が3日間で降ったことになります。
19日から各地に土砂災害警戒情報が出され、被害も相次ぎましたが、これまでに県内でけがをした人はいないということです。
23日には、土砂災害警戒情報も大雨警報も全て解除されましたが、すっきりしない1日となりました。
一方で「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、23日は新潟県内の全ての観測地点で、最低気温がこの秋初めて20℃を下回りました。
24日以降は新潟県内の天気に大きな崩れはない予報で秋晴れも期待できそうです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。