宮城県名取市に住む80歳代の女性が、9月18日から20日の3日間、息子を名乗る男らに要求された現金を手渡し、合計660万円の詐欺被害にあいました。警察で特殊詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、詐欺の被害にあったのは、宮城県名取市内に住む80歳代の無職の女性です。9月18日に女性の息子を名乗る男から電話があり、取引先の会社に渡すための現金を入れたカバンが盗まれて150万円が必要だというウソの電話があり、その後、息子の上司を名乗る男から「姪っ子がお金を取りにいく」と電話がありました。女性は、金融機関のATMで現金150万円を引き出し、自宅近くの路上で姪を名乗る女に引き出した現金を手渡したということです。女性宅には、翌日、翌々日にも同様の電話があり、姪の兄や身内を名乗る男らに現金250万円と260万円を手渡したということです。女性は、21日に実の息子に電話で確認したところ詐欺の被害に気付いたということです。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。

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