今年8月、北海道斜里町の海岸に勝手に道路を作り、路上に流木を置いて占用したとして、三重県の75歳の男が逮捕されました。
海岸法違反(占用)の疑いで逮捕されたのは、三重県四日市市の75歳の無職の男です。
男は、8月10日午前7時46分頃から15日午前11時9分ごろまでの間、オホーツク海に面した斜里町峰浜の海岸に、北海道の許可を受けないで勝手に道路を造成し、その路上に流木を置いて占用した疑いが持たれています。
警察によりますと、男はショベルカーや手作業で車が通れる程度の道路を海岸に作ったということです。
8月13日に役場の職員から警察に「流木を置いている人がいる」と相談があり、事件が発覚しました。
警察は、裏付け捜査を進め、容疑が固まったため、20日斜里町内の立ち回り先にいた男を逮捕しました。
取り調べに対し、75歳の無職の男は「占用していたわけではない」などと話し、容疑を否認しています。
男は、斜里町内に自分の土地を持っていて、現場付近にも男の土地がありました。
現場の海岸は、釣りの愛好家が訪れる場所で、男は造成した道路の通行料を徴収していたという情報もあるということです。
警察は、男の生活実態や実際に通行料の徴取していたのかどうかなど詳しく調べています。
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