自民党新潟県連は来年夏の参院選で元競泳選手の中村真衣さんを候補として擁立することを正式に決めました。

新潟市中央区で20日に開かれた自民党県連の総務会には、各支部の党員およそ40人が集まりました。

自民党新潟県連 中村康司 総務会長
「県連初の公募という形で、今回は選定をいたしました。私どもとしても、戸惑う場面が多々あったわけですが、公募制度管理委員会、そして選対選挙委員会と両委員会とも、中村真衣さんを推薦ということになっております」

自民党県連は来年夏の参院選を巡り、派閥の裏金事件で党に逆風が吹いていることを受け、透明性を確保しようと公募を実施。

元競泳選手でシドニーオリンピックの銀メダリスト・中村真衣さんと、県連会長の佐藤信秋参議院議員ら4人に絞っていましたが、最終的に佐藤議員が応募を撤回したことで、選挙対策委員会は中村さんを推薦すると決定。これを20日の総務会で了承しました。

参院選には立憲民主党の現職・打越さく良さんが公認候補に内定しています。

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