4月25日、告示まで2週間となった静岡県知事選をめぐり、新たに共産党県委員長の森大介氏が立候補を表明しました。

<森大介氏>
「県民の命と暮らしを守り、希望の持てる県政を実現したい」

25日、静岡県庁で知事選への出馬を表明したのは共産党県委員長の森大介氏です。森氏は、藤枝市出身の55歳。これまで参院選や県議選に出馬してきました。リニア建設と浜岡原発再稼働に反対の意思を示していて、すでに出馬を表明している2人とは異なる立場です。

<森大介氏>
「はっきり言って2人の候補が正面から答えていないのではないか。その問題抜きではオール静岡は語れない」

また、今回の知事選の争点ともされる浜松市に建設予定の県営野球場については、「津波の浸水想定区域でふさわしくない」などとして中止を訴えています。

静岡県知事選をめぐっては、元静岡県副知事の大村慎一氏、前浜松市長の鈴木康友氏がすでに出馬表明していて、森氏の出馬によって、ポスト川勝をめぐる戦いは、三つ巴の構図となります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。