9月後半に入っても、各地で異常な暑さが続いていますが、この3連休は一転、雨に。記録的な大雨となる可能性もあり、警戒が必要です。

19日の山陰地方の最高気温は
▼津和野 37.0度
▼鳥取 36.8度
▼米子 35.6度
▼松江 35.2度
などと、9月後半だというのに各地で猛暑日に。
厳しい残暑は20日も続きそうで、鳥取・米子では最高気温36度の予想となっていて、熱中症への厳重な警戒が必要です。

そしてその後、21日(土)からの3連休は、一気に天気が崩れそうで、大雨に警戒です。

21日(土)には前線が本州付近を南下し、22日(日)には本州にべったり沿うような形になります。「秋雨前線」です。
雨のシミュレーションを見ますと、21日(土)から22日(日)にかけ、黄色・オレンジ・赤といった大雨のしるしが、秋雨前線に沿うような形で日本周辺の広い範囲にかかり続けるような予想となっています。

前線の活動の程度によっては北日本から西日本の広い範囲で「警報級の大雨」となる可能性があり、23日(月)にかけて山陰地方の一部では記録的な大雨となる可能性もあるため警戒が必要です。

鳥取県 平井伸治 知事
「秋雨前線の南下がちょうどこの連休のときにかかってくる可能性が強まってきました」

気象台によりますと、東北地方から日本海に延びる前線は、21日から22日にかけて鳥取県を南下するため、暖かく湿った空気が流れ込み大雨となる可能性があります。

鳥取県は県民に対し最新の気象情報を確認し、避難情報が出た場合は早めに避難するよう呼び掛けています。

また水路や田んぼの様子を見に行かないこと、冠水した道路に車で入らないことなどを注意喚起しています。

さらに市町村に対し誰一人逃げ遅れることがないよう避難の情報発信を早めにすることなどを求めています。

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