高岡市選挙区選出の現職の県議会議員、渡辺守人さんが18日に亡くなったことを受け、19日の富山県議会で黙とうが捧げられました。

内臓疾患のため亡くなった高岡市選挙区選出の渡辺守人県議を偲び、県議会では黙とうが捧られ、新田知事が弔辞を述べました。

新田知事「富山県の発展のためにともに仕事ができ、また新米の私を支えていただいたことは私にとってかけがえのない財産です」

公職選挙法の規定では定数が2以上の選挙区では欠員が2人以上出た場合、補欠選挙を行うと定められていますが、知事選がある場合は欠員が1人でも同じ期日で行うと定められています。

このため県選挙管理委員会によりますと、高岡選挙区の補欠選挙は知事選と同じ10月27日投開票になる見通しだということです。

一方、林正之市長の辞職に伴う氷見市長選挙の日程が来月20日告示、投開票日は知事選と同じ来月27日に決まりました。

今回の市長選は、林市長がすい臓がんの治療に専念するため、11月8日で辞職することに伴い行われるもので、市選挙管理委員会は、選挙事務の軽減など総合的に判断し、知事選と同じ投開票日に決定したとしています。

氷見市長選をめぐっては、自民党氷見市支部が候補者選考を進めていて、これまで氷見市議や県の幹部職員など数名の名前が挙がっています。

20日に開かれる役員会で、候補者を1人に絞り込む予定です。

また、衆議院選挙についても27日投開票となる見方もあり、場合によっては県内では4つの選挙の
投開票日が27日に重なる可能性もあります。

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