今年6月、3回にわたり神奈川県横浜市内のコンビニエンスストアに設置されたATMで、他人名義のキャッシュカードを使って現金あわせて約100万円を引き出し盗んだ疑いで、大分県別府市の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、大分県別府市の自称無職の男(28)で、特殊詐欺事件のいわゆる「出し子」とみられています。警察によりますと男は今年6月25日、3回にわたり、横浜市内のコンビニエンスストアに設置されたATMで、他人名義のキャッシュカード1枚を挿入し、現金あわせて99万8000円を引き出し盗んだ疑いが持たれています。
香川県警では、今年6月に香川県在住の60代の女性が保険金の還付金詐欺で現金749万円をだまし取られた還付金詐欺事件を捜査する過程で、関係先として神奈川県が浮上、神奈川県警察特殊詐欺連合捜査班に捜査を依頼していたもので、防犯カメラなど所要の捜査の結果、男の特定にいたり神奈川県警がきょう(19日)逮捕したものです。
調べに対し男は「わかりません」と容疑を否認しているということです。
警察では「払い戻しの手続きがあるのでATMへ行って」という電話は詐欺と注意を呼びかけています。
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