新潟市は19日、10月から始まる新型コロナウイルスの定期予防接種について、自己負担額を3800円に決定したと発表しました。

新型コロナウイルスの予防接種については、2023年度までは全額公費負担となっていましたが、今年度からは季節性インフルエンザと同様に一部接種費用の自己負担が必要となる「定期接種」となります。

新潟市では今年度の自己負担額について、新型コロナウイルスについては3800円に、季節性インフルエンザは1650円にするとしています。(生活保護世帯の人は無料)

定期接種は10月1日から3月31日までで、対象は接種日に65歳以上の人か、60歳~64歳で心臓などに障害があるなど重症化リスクが高い人となっていて、それ以外は「任意接種」となり全額自己負担になるということです。

8月23日に開かれた記者会見で新潟市の中原八一市長は、「接種料金の一部は自己負担となりますが、重症化予防の観点から積極的な接種の検討をお願いします」と呼び掛けていました。

なお新型コロナワクチンの定期接種の自己負担額については住んでいる自治体によって異なります。接種についての詳細は、お住いの自治体からの案内を確認するようにしてください。

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