岸田総理が能登半島地震の被災地・石川県輪島市を視察し、伝統産業のなりわい再建へ、国が引き続き後押しする考えを示しました。

きょう午前、大規模な火災に見舞われた輪島市の観光名所・朝市通り周辺を訪れた岸田総理。公費解体の進捗状況について、坂口茂市長から説明を受けました。

また、輪島塗の仮設工房では、火災で働く場を失った職人らと言葉を交わし、国として伝統工芸の再建を後押しするため、年内に6か所目となる仮設工房を整備することなどを説明しました。

岸田総理
「(輪島塗は)大勢の皆さんが関わらないとできない。より多くの方に戻ってきてもらうように、環境を整備しないといけない」

岸田総理の被災地訪問は7月に続き4回目で、きょうはこのあと、大規模な液状化の被害を受けた、金沢市近郊のかほく市と内灘町も視察します。

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