おととし茨城県常総市のアパートで、生後まもない赤ちゃんを浴槽に沈めるなどして殺害したとして、父親とみられる24歳の男が逮捕されました。

殺人の疑いで逮捕されたのは群馬県中之条町の無職、森田大和容疑者(24)で、おととし6月、当時住んでいた茨城県常総市のアパートで生後まもない赤ちゃんを浴槽に沈めるなどして殺害した疑いがもたれています。

今年3月、森田容疑者の当時20歳の内縁の妻が妊娠していることが発覚し、受診した群馬県内の医療機関が1人目の子の行方がわからないことを不審に感じて警察に通報していました。

警察は森田容疑者と内縁の妻の2人を聴取するなど捜査を進め、先月29日、常総市のアパートの敷地内のゴミ捨て場に赤ちゃんを遺棄したとして死体遺棄の疑いで2人を逮捕しました。

その後の取り調べで森田容疑者が殺害を認める供述をしたことなどから、きょう警察は森田容疑者が単独で犯行に及んだとして再逮捕したということです。

殺害された赤ちゃんは森田容疑者の実の娘とみられ、警察は内縁の妻が部屋で生んだばかりの赤ちゃんを森田容疑者が殺害したとみて、事件のいきさつを調べています。

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