24日に発表された消滅可能性自治体。
分析で”構造的に深刻”とされた自治体からは「実態にあっているのか疑問」と困惑の声も上がりました。

24日に発表された消滅可能性自治体は2050年までの30年間で子どもを産む中心世代の20代から30代の女性が半減する自治体のことです。

全国で744の自治体が該当し、山梨県内では11市町村となっています。

特に生まれる人と死亡する人の差=「自然増減」と人口の流入と流出の差=「社会増減」で共に減少率が50%を超え”構造的に深刻”とされる自治体が全国で23あり、県内では都留市と早川町が該当しました。




この結果に、きのう人口およそ2万8000人の都留市の担当者は「市内に2つの大学があり若年女性の比率が高く、今回の分析手法では市の実態とあっているかは疑問です」と話していました。

では、その大学生に聞きました。将来、都留市に住みたいですか?

女子大学生:
「東京に就職したり地元に戻ったりするかなと。働き口がないので、その環境が整ってないところも、ちょっと難しい」
「ここは出ようと思っています。ぱっと見て何もないじゃないですか。もうちょっと娯楽施設を増やした方がいい」
「交通はもっと優しくしてほしいと思います。(色々な所に)行きやすく値段も優しく」

なお、今回の報告書では10年前と比べ全国で消滅可能性がある自治体は若干減少しました。



しかし、要因は外国人の増加で「少子化基調は変わっていない」と指摘されています。

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