不要品の買取業者を装う“先払い買い取り”と呼ばれる手口で違法な高金利でヤミ金融を営んだとして、男3人が逮捕されました。

出資法違反などの疑いで逮捕されたのは、東京・渋谷区のコンサルティング会社社長・萩原教章容疑者(40)ら男3人で、神奈川県に住む男性など3人に対し、法定利息の最大13倍の高金利であわせておよそ180万円を貸し付けた疑いが持たれています。

警視庁によりますと、萩原容疑者らは不要品の買い取り代金の先払いを装って金を貸し付けたうえで、客が取り引きをやめた「キャンセル料」などの名目で利息を上乗せして「返済」させていました。

客の多くは借金目的で契約していたとみられ、警視庁は萩原容疑者らを実質的なヤミ金業者として逮捕しました。こうした手口は“先払い買い取り”と呼ばれ、摘発は全国で2例目です。

警視庁は萩原容疑者らが全国のおよそ1600人に2億4000万円を貸し付けて、違法な利息およそ1億3000万円を得ていたとみて、全容解明を進めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。