【ロンドン=共同】サッカー元イタリア代表で、1990年ワールドカップ(W杯)イタリア大会で得点王と最優秀選手に輝いたサルバトーレ・スキラッチさんが18日に死去した。59歳だった。同国サッカー連盟が発表した。現地メディアによると2年前に結腸がんを患って闘病していた。  イタリアが3位になった90年W杯では大会途中から先発に定着し、鋭い得点感覚で6ゴールを決めて大ブレークした。クラブでは下部リーグのメッシーナで名を上げ、1部リーグ(セリエA)で名門のユベントスとインテル・ミラノでもプレーした。「トト」の愛称で親しまれ、94~97年にはJリーグの磐田で活躍。リーグ戦78試合で56得点をマークした。(写真は、ゲッティ・共同)


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