道路を一人で歩いていた6歳の男の子を保護したとして、宮崎県立高鍋高校の女子生徒4人に警察から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、高鍋高校に通う織田彩羽さん、別府胡麦さん、硲田由奈さん、大山柊鈴さんの4人です。

今月6日の午後6時前、硲田さんと大山さんは、下校途中に高鍋町内の県道で車道を1人で歩いている6歳の男の子を発見しました。

(高鍋高校1年 硲田由奈さん)
「男の子を避けて走行している感じで、結構、車が通っていた」

(高鍋高校1年 大山柊鈴さん)
「行方不明届けが出される前とのことだったので、事故に遭う前に発見できて良かったと思う」

そして、別府さんや織田さんも合流し、4人は男の子を安全な歩道に移動させ、およそ30分間、男の子が車道に飛び出さないよう話しかけるなどして対応しました。

(高鍋高校1年 織田彩羽さん)
「何でも話してくれて、緊張している感じはなかった」

(高鍋高校2年 別府胡麦さん)
「事故とか悪い人に捕まったりする前に、自分たちで保護できたので良かった」

現場となった県道は、夕方、車通りが多い場所でしたが、保護された男の子は無事に警察に引き渡され、けがもなかったということです。

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