東京メトロが地下鉄日比谷線を除く161の車両で、車輪を組み立てる作業中にデータを改ざんしていた問題について、森屋官房副長官はきょうの会見で「鉄道運送の安全確保の仕組みを根底から覆す行為であり、極めて遺憾」と述べました。

この問題は、東京メトロのグループ会社の「メトロ車両」が車輪を組み立てる作業中に、基準を超える圧力をかけていたにもかかわらず、基準値に収まるようにデータを改ざんしていたというもので、森屋副長官は「国土交通省が両社に対し、特別保安監査を行い、安全管理体制等を確認し、監査結果等を踏まえ、安全・安定運送の確保と再発防止の徹底等について厳正に対処していくものと承知している」と述べました。

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