2014年に青森県の県南地方に勤務していた警察官が自ら命を絶ったことを巡り、県警察本部は公務災害を認め、和解金5600万円あまりを支払う方針であることが分かりました。
和解金が支払われるのは、当時県南地方の警察署に勤務し、2014年7月に自ら命を絶った警察官の遺族です。
県警によりますと、亡くなった警察官は当時、直前の時間外勤務が1か月で約100時間となっていて、公務による負荷で精神疾患を発症していたということです。
2023年3月に警察官の公務災害が認定され、2024年7月に遺族の代理人弁護士が損害賠償を請求しました。
県警は和解金として5672万円あまりを支払う方針で、19日に開かれる県議会に和解に関する議案が提出される予定です。
自殺が公務災害に認められ、和解金を支払うのは県警としては初めてだということです。
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