17日未明、札幌市豊平区の路上で、大学生の弟の顔を何度も殴り、けがをさせたとして、25歳の男が逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区月寒東に住む25歳の無職の男です。
 この男は17日午前1時20分ごろ、自宅近くの路上で、同居している20歳の大学生の弟の顔を拳で何度も殴り、けがをさせた疑いが持たれています。
 弟は、唇の裂傷などが確認されています。
 警察によりますと、男は両親や弟など、家族5人で外食から帰宅途中で、酒を飲んでいました。
 原因は捜査中とされていますが、口論になると、カッとなり、犯行に及んだとみられています。
 すぐに弟が自ら「兄に殴られた。鼻と口から出血した」と通報、駆け付けた警察官が調べをすすめ、その場で逮捕しました。
 取り調べに対し、25歳の無職の男は「弟の顔を殴ったことは覚えています」などと話し、容疑を認めているということです。
 この男をめぐるトラブルなどの相談、取り扱い歴は不明ですが、弟が自ら通報していることもあり、警察は、男が暴力行為をくり返していた可能性を含め、引き続き調べをすすめています。

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