スマートフォンで見つけた副業サイトをきっかけに山形県新庄市の60代の男性が5万5000円をだましとられる特殊詐欺被害に遭ったことが分かりました。

警察によりますと、新庄市の60代の男性は、去年12月下旬、スマートフォンで副業サイトを見つけアクセスし、案内に従って情報を入力したということです。

その後、男性のスマートフォンに「金に困っている人の支援をすることが自らの仕事です」などとメッセージが届き、男性が金に困っていることを伝えると「1500万円を口座に振り込みます」などとメッセージが届きました。

男性は相手の話を信じ、やり取りを続けたところ、支援を受けるための準備金などとして、電子マネーを購入するよう求められたということです。これを受け男性は今月5日から15日までの間に、3回に渡り、電子マネー合わせて5万5000円分を購入し、コード番号の写真を送信しました。

しかし、その後も電子マネーを要求され続け金も振り込まれなかったことから警察に相談し、被害が分かったということです。

警察では、これは「架空料金請求詐欺」の手口だとして、見ず知らずの人から「支援する」などと言われて金銭などを要求された場合は詐欺の可能性が高いため、家族や警察に相談するよう求めています。

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