大阪・関西万博でもお披露目される“ロケットの廃材で作った家具”が、大阪・なんばで展示されています。

 (記者リポート)「こちらの燃料タンクのとってを引いて開けてみると、広々としたベンチになります」

 『宇宙タンクベンチ』と名付けられた、この「宇宙家具」。試作ロケットの燃料タンクが使われています。家具には試作段階の傷やでっぱりもそのままになっていて、宇宙開発の一端を感じることができます。遥か遠くの宇宙を身近に感じてほしいという思いから作られました。

 展示されているのは、かつて「ロケット広場」と呼ばれた「なんばCITY」の一角で、来年開催の大阪・関西万博でも、安全性を高めた形でお披露目される予定です。

 「銀色のカプセル状になっているところが、昔のSF映画からそのまま出てきた感じで、魅力的だと思いました」
 「ぱっと見てかっこいいですね。廃材でこういうイスを作るのはおもしろいなと」

 会場にはロケット広場の歴史を振り返るパネルなどもあり、展示は9月27日までです。

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