神戸市では、王子動物園で死んだパンダの「タンタン」を追悼する取り組みが各地で行われています。

 今年3月に死んだジャイアントパンダの「タンタン」。阪神・淡路大震災で被災した子どもたちを元気づけようと中国から貸し出され、“神戸のお嬢さま”の愛称で20年以上、市民に親しまれました。

 9月16日はタンタンの誕生日で、王子動物園では生前の写真や愛用していた道具などが当面の間、展示されます。かつてタンタンが過ごしたパンダ館には数多くのファンが訪れ、思い出をかみしめていました。

 「(誕生日)おめでとうって言いたくて来ました」
 「神戸のお嬢さまって言われているスーパースターだから、もう会えないけどこういう所で(タンタンを)見られるのがうれしい」

 また、神戸市役所や市内の商業施設の大型ビジョンでは、タンタンを追悼する動画が放映されています。動画を見たファンは…

 「(Qタンタンはどんな存在?)勇気とか励ましとか癒しをもらって、とても大切な存在です。生まれてくれてありがとうございます」

 神戸ポートタワーでも16日は日没後に、笹をイメージした緑色にライトアップされる予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。