敬老の日の16日、岩手県宮古市の特別養護老人ホームで敬老会が開かれ、県内最高齢となる111歳の久保田イチさんに記念品が贈られました。

米寿や卒寿を迎えたお年寄りと一緒に記念品が贈られたのは、宮古市田老の特別養護老人ホームふれあい荘に入居する久保田イチさんです。1913年、大正2年生まれの久保田さんは今年111歳になり、県内最高齢です。16日は宮古市の山本正徳市長もお祝いに訪れ、花束を贈りました。
久保田さんは、旧田老村に5人きょうだいの末っ子として生まれました。津波や戦争など厳しい時代を乗り越えて8人の子どもを育て上げました。おととしふれあい荘に入居し耳は遠くなったものの、おしゃべり好きでごはんも自分で食べられるということです。

(久保田イチさん)
「私は何年とふれあい荘にいてごはんを頂いて、こんなに長生きするとは思っていませんでした」

久保田さんは「150歳まで長生きしたい」と話しているということです。
県によりますと、県内の100歳以上の高齢者は男性が142人、女性が984人で合わせて過去最多の1126人です。

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