9月も半ばというのに日中は35℃以上の猛暑日を観測する地点があるなど“猛烈な残暑”が続いている広島県内ですが、記録的な高温は昼間だけではありません。ここ数日は夜中も気温が下がらない状況が続いています。

15日(日)の広島県内の最低気温は各地で平年よりも6~8℃も高くなり、県内の11地点で朝の最低気温が25℃以上の熱帯夜となりました。

特に広島市中区では朝の最低気温は28.2℃までしか気温が下がりませんでした。もしこのまま日付が変わるまでに28.2℃を下回らなければ、9月に最低気温が28℃以上を記録するのは広島県内では史上初めてとなります。
統計記録が残る1879年以降でこれまでに最も高い最低気温は2020年9月3日の27.9℃でしたが、15日午後10時の時点でまだ気温は31.3℃もあるため、おそらく9月として最も高い最低気温の記録を更新しそうです。

15日(日)広島県内19観測地点の最低気温・最高気温は画像で確認できます

昼間の猛烈な暑さが注目されますが、ここ数日は夜間の気温も記録的な暑さが続いています。記録ずくめのこの夏の暑さの記録がまた一つ更新されそうです。

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