勝浦八幡神社の例大祭で参加者に担がれ海に入るみこし=15日午後、和歌山県那智勝浦町

 和歌山県那智勝浦町の勝浦八幡神社で15日、豊漁と航海の安全を願う例大祭が営まれた。みこしもろとも担ぎ手の男たちが海へ豪快に飛び込む神事「海中みそぎ」があり、見物した観光客から歓声が上がった。  神社を出たみこしは男たちに担がれ町を練り歩いた後、海に入り、帰路は船に乗せられて戻るのが習わし。舟歌が流れる中、みこしを乗せた船がゆっくりと海上を移動し、港町ならではの祭りの雰囲気を醸し出した。  奈良県宇陀市から訪れた会社員笹岡誠司さん(55)は「海の勇壮な祭りを楽しめた。迫力があった」と喜んでいた。


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